CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- マツダ(MAZDA)
- CX-60
- 専門家レビュー・評価一覧
マツダ CX-60 専門家レビュー・評価一覧
マイカー登録-
- 新車価格(税込)
-
322.3 〜 567.1
-
- 中古車本体価格
-
259.9 〜 646.3
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.11.29
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- 「運転が楽しいSUV」を選びたければ候補に入れて欲しい1台だ。また、新規アーキテクチャを開発して、直列6気筒エンジン&FRレイアウトという意欲的な挑戦を行ったポイントも興味深い。その意欲的な挑戦はクルマ好きにとって面白い仕上がりにはなっているが、それが一般的に理解できるかといわれると難しい面がある。ファミリーカーとしてSUVを購入する場合、家族の意見も大切になってくると思うが、その点がどう家庭内で判断されるかが難しいモデルかもしれない。
- 満足している点
- SUVピカイチの運転の楽しさが満足できるポイントだ。フロントノーズの入りのシャープさはFRレイアウトならではの仕上がりで、どこかロードスターを思わせる雰囲気もある。それくらい運転していて楽しいステアリングフィールとなっている。またブレーキフィールがかっちりと剛性感があるのも好印象だ。これだけ運転に夢中になれるSUVもあまりないだろう。
- 不満な点
- やはり乗り心地がハードなことだろう。好みの部分があるから一概には言えないし、スポーツカーほどガチガチというわけでもないが、同乗者が乗ることも多いこのクラスであることを考えると、事前に試乗で確かめておきたいポイントだ。自身が満足するならば問題ないが、家族も踏まえたクルマ選びであるならば、家族で確認することをおすすめする。
- デザイン
- 新開発のアーキテクチャを採用し「エンジン縦置き&FRベースレイアウト」となったCX-60。基本的なレイアウトが変わったため、これまでのマツダのSUVとは大きく異なるシルエットとなっている。ロングノーズを感じさせるボンネットの主張が、最も変更が表れた部分だ。しかし、これまでのマツダのSUVの変更と比べるとバランスが崩れた印象もある。FRレイアウトを採用しているヨーロッパのSUVもあるので、もう少しグリルの主張を抑えた平面的なデザインにすると、魂動デザインがより生きてくるのでは。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2022.11.25
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- マツダのラージ商品群第1弾となるCX-60はマツダのスポーツカーを除けば久々となるFRベースのモデル。それだけに気合いの入れようはハンパなく、プレミアムセグメントと比べても遜色のない仕上がりを見せている。現時点ですべてのモデルが出揃ってはいないが、今後も注目を集めることは間違いない。
- 満足している点
- 高速域での安定した走りっぷりとすぐれた経済性。直6ディーゼルターボの吹き上がりのスムーズさ、かすかに響くサウンドも上質でCX-5と比べても確実に1クラス上の乗り味が確かめられる。XDハイブリッドの上質な内装も魅力のポイントだ。
- 不満な点
- FRベースのレイアウトを採ることでボディは拡大しているが、居住空間についてはCX-5よりもやや広くなった程度。とくに後席の足元スペースはゆったりといった広さではない。ややスローなステアフィールやATのシフトショックといった気になった点の改善にも期待したい。
- デザイン
- 一見しただけでマツダのSUVだと判別のつくデザイン。だが、これまでのモデルと異なるのはノーズの長さとフロントタイヤが前方に追いやられていること。フロントドアとホイールアーチ間の距離が長くなり、FRレイアウトをベースとしていることがよくわかる。長いノーズは直6エンジンを縦置き搭載するだけではなく、直4ガソリンのPHEVの搭載にも必要だった。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2022.11.22
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- 結論からいって、クルマ好きならいま買って乗っておくべきクルマです。これからモーター化が必須となり、モーターのサイズがどんどん大きくなることが確実視される今、大排気量ディーゼルを新車で買って乗れる猶予はそう長くないかもしれません。つまり、この味を楽しめるのは今だけってことです。いいですよ、6気筒ディーゼルは。いっぽう、4気筒ガソリンのベーシックグレードは、その価格でこれだけのクオリティのSUVが買えることが素晴らしいですね。
- 満足している点
- 縦置き6気筒エンジン+後輪駆動ベースのプラットフォームという身近な国産SUVでは絶滅しかかったジャンルの復活。クルマ好きとしてうれしい限りです。そして、ディーゼルというハイブリッドだけに留まらない低燃費モデルの選択肢を用意してくれたこと。さらに、6気筒ディーゼルという贅沢なパワーユニットをちょっと手を伸ばせば買えることがうれしいですね。
- 不満な点
- 車体サイズの割には後席や荷室が広くないことは購入時に覚えておきたいところ。といってもCX-5よりは広いので、CX-5からの乗り換えなら問題ないでしょう。ちなみにディーゼルというと煤問題を気にする人もいますが、4年間CX-5に乗ってほぼ街乗りの短距離移動ばかりしている筆者には、その問題は無縁でした。極度に恐れる必要はないと思うし、CX-60ではさらに対策が進んでいます。
- デザイン
- デザインはあくまで好みの問題で「いい」か「好みではない」かのどちらかです。そしてCX-60のスタイリングを語るのにプロポーションの話は避けて通れないと思います。いわゆる“ロングノーズ・ショートデッキ”の古典的なFRスタイルが好みであれば、CX-60のプロポーションは好みに合うのではないでしょうか。いっぽうでキャビンフォワードのスタイルが好みなら、受け入れにくいかもしれませんね。買った自分が言うのもなんですが、個人的にはあまり好みではありません(買ったからこそ好きなだけ言える)。この後登場する予定のロングボディ版「CX-80」ならもっとバランスが良くなるのでしょうね。いずれにしろデザインは好み次第ということで。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2022.8.9
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- 良い物への考え方は一つであるとするマツダの信念から生み出されたCX-60。この先、10年〜20年かけて真価が問われるのだろう。個人的にはBEVへの対応やロータリーエンジンを活用したシリーズハイブリッドにも興味津々だが、CX-5がマツダを支えたように、今度はCX-60がマツダの躍進をもたらす存在になってほしい。
- 満足している点
- 「身体拡張能力」のひとつとしてマツダがこだわり続けた設計思想がエンジンサウンドだ。人が気持ちよいと感じる音の干渉を加えることで、伸びのある重厚なハーモニーを奏でる。シートも良い。マツダ3からの腰で支えるシート構造を昇華させ、加速力を腰で実感できるような体圧分布を実現。ボディは大きいが視界は広く、死角も少ない。
- 不満な点
- 国内の立体駐車場事情にそぐわない車幅(1890mm)と、8速ATの制御に不満を覚えるが、それ以外に気になる点は少ない。それよりも、せっかく新規に開発した技術(エンジン、プラットフォームなど)をCXシリーズ、つまりSUVだけに留めておくのはもったいない。派生車種があるからこそ、SUVであるCX-60の美点が活かされるからだ。
- デザイン
- 後輪駆動のFR方式を採用するため、車体の土台であるプラットフォームを新規開発。エンジンも直列6気筒の3.3Lディーゼルを新規に開発した。そのため、デザインはいかにも後輪駆動らしい。エンジンフード部分が長く、キャビンは後ろへセットバックされた。背の高いSUVながらスポーツカー的なスタイリッシュな風貌となった。
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。