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トヨタ ノア 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
267.0 〜 351.8
-
- 中古車本体価格
-
12.8 〜 559.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.28
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 容積型ミニバンで先進安全技術がふんだんに搭載され、しかも実用領域での燃費数値に優れる、そういった選択方法でいけばノアのガソリンモデルは非常に魅力的だ。たしかに上級グレードの快適/先進装備は大いに魅力的だが、ミニバンはランニングコストありきのカテゴリー。よって、車両価格はなるべく低く抑え、メンテナンスコスト含めた総合評価で選びたい。納車待ちが長期にわたるが、待って損はない一台だ。
- 満足している点
- まずはミニバンとしての使い勝手がとても良いことだ。全幅こそ1730mmだが全長はいわゆる5ナンバーサイズ上限である4695mmに抑えられている。最小回転半径も5.5mなので取り回しはとてもしやすい部類。ショッピングセンターなどの狭い駐車スペースでも楽に停めることができる。2.0Lガソリンモデルは走行性能と乗り心地のバランスが非常に良い。これもおすすめポイントだ。新型では思いのほかガソリンモデルが健闘している。
- 不満な点
- 機能として十二分な容積型ミニバンだが、いわゆるマイカーを所有する際の満足度が若干低い。もちろん、家族での旅行など想い出づくりには最高のパートナーになるのだが、純粋に走行性能だけをきりとれば、ミニバンとしては満足できるものの安全志向であり、楽しい走りかと問われると残念ながら楽しくはない。ゆえにドライバーは家族のための運転手というスタンスは拭えない。フル乗車での高速道路となると登坂路でのゆとりが少ない。ここも数少ない不満点。
- デザイン
- すでに完成の域に達している容積型ミニバンの代表格にして、トヨタのドル箱的な存在だ。ノアではグレード別で2つのマスクを用意している。ノーマルモデルは落ち着いた印象で家族で使うファミリーミニバン的な要素を一段と強めた。エアロモデルとなるS-ZとS-Gはメッキグリルを大きな面積に用いて、ラギット感を演出している。同じデザイン構成ながら、エアロモデルの押し出しは非常に強い。走行性能には違いがないから、ここは好みで選択すれば良いだろう。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.25
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- キープコンセプトでありながら、あらゆる面で進化が見える。プラットフォームの一新によってドライビングポジションもよくなり、操縦安定性と乗り心地のレベルアップも確かめられる。先代では物足りなかった先進安全装備の充実ぶりも目覚ましく、より安心・安全なモデルとなっている。ガソリン車でもパワフルな走りが期待出来、高速クルーズでの燃費も良好だ。
- 満足している点
- エンジンを一新したことで走行フィールが向上し、ダイレクトシフトCVTとの組み合わせで発進性がよくなり、加速フィールもスムーズ。それでいてまわせば伸びのある加速も得られるので、家族が一緒ではない時には運転を楽しむことも出来そう。操縦性も向上しており、運転をさりげなくアシストするPDA(プロドライビングアシスト)とともに安心感のある走りに貢献する。
- 不満な点
- ファミリーユースのミニバンとしては高価な印象を受ける。クルマの性能向上とともに先進安全装備の内容もどんどん進化していく中である意味しょうがないと思える面もあるが、値上げ幅はもう少し抑えて欲しかった。メーカーオプションやパッケージオプションも“充実”していて、全部盛りにしたらいくらになるのか。ステップワゴンのプレミアムラインは約346でナビゲーションシステムを除く装備が標準とリーズナブル。ノアにもそんな仕様が欲しいところ。
- デザイン
- 先代は5ナンバーボディをベースとしたモデルだったが、4代目は全車が1730㎜の全幅となり、3ナンバー車となった。エアロ系は開口部の大きなフロントグリルにメッキを配した太いバーが備わる。ヘッドライトやボンネットはノア/ヴォクシーそれぞれ専用デザインとなる。また、リヤコンビランプもヴォクシーとは差別化されてワイド感が強調されている。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2022.11.22
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- プラットフォームからパワートレインまですべてを刷新したことで、走る、曲がる、止まるといったクルマとしての基本性能が大幅にレベルアップ。そのうえ快適装備も安全機能もライバル以上といえ、ミディアムサイズのミニバンとして死角なしといっていいのではないでしょうか。
- 満足している点
- ミニバンとして求められる実用性の高さに加えて、従来モデルに比べて走行性能のレベルが大きく引き上げられたことと、トヨタの最新運転支援機能が惜しみなく投入されていることに注目したいですね。オプションですが、高速道路の渋滞(時速40km/h以下)で手放し運転できる機能やクルマの外からスマホ操作で駐車ができる機能なども用意しています。また、ベーシックグレードを除きナビが実質無料でついてくるのもいいですね。
- 不満な点
- これといって気になる部分がないのがさすが。強いて言えば欲しい装備を積み上げていくと驚くほどの価格になってしまうことです。とはいえ、機能が大きく追加されているので仕方がないことでしょうかね。
- デザイン
- ライバルのステップワゴンがシンプルさを極めたデザインなのに対して、ノアは個性的。標準車の顔つきもちょっとアクが強めだけど、大きく口を開けたカスタムの意匠は好みが大きく分かれると思います。そういったデザインは主観的なことなので“好き”か“嫌い”で選べばいいと思いますが、個人的な注目はリヤフェンダー。新型ノアは車体が拡幅されて同車としてはじめて“ボディ自体が3ナンバー設計”となったのですが、結果としてリヤフェンダーが張り出しました(先代まではエアロ仕様のフロントフェンダーだけが張り出していた)。そのおかげで側面に抑揚がついで見た目の安定感が増したのが好印象です。
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- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2022.8.19
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 約8年のモデルライフを過ごした先代は終盤にはライバルの進化もあり、古さが隠せない状況となっていた。そのような状態から登場した現行型は、想像以上の進化を遂げてきた。装備面はもちろん、走る、曲がる、止まるの全てが良くなり、ミニバンとは思えない走行性能と乗り心地を実現している。価格が少し高いのは確かにウィークポイントと言えるが、今このミドルクラスミニバンを購入するならば、ベストチョイスと言えるのではないだろうか。
- 満足している点
- 走行性能と乗り心地はこのクラスのミニバンとしてはトップレベルに進化したと言える。この点は本当にミニバンとは思えない素晴らしさがある。さらに良い点を付け加えて言うならば視界の広さだ。運転席からの眺めはかなり開放感があり、驚かされる。視界も良好なためボディサイズが大きくなった不安感は全くない。ミニバンを検討している人はぜひ実車を見て、触れて、そして乗ってほしい。その出来には驚かされると思う。
- 不満な点
- やはり価格だろう。ミドルクラスのミニバン、ガソリン車で350が見えてくるという価格設定は懸念材料と感じてしまうユーザーもいるはずだ。しかし、その価格を出す意味があるほどの性能は有しているとは思う仕上がりだ。また、ハイブリッドの存在というのもガソリン車からすれば欠点だろう。ガソリン車1台だけで見れば全然満足のいく仕上がりなのだが、燃費と価格差、そしてリセールバリューの良さを考えると「もう少し予算を追加してハイブリッド…」という気持ちになってしまうところだ。
- デザイン
- 先代はシンプル過ぎたためか、兄弟車種であるヴォクシーの方が人気が高い印象があった。しかし現行型になってからエッジを効かせたフロントマスクとなり、先代ヴォクシーと比べても先進性や外観の質感で優れた印象に。一方で現行ヴォクシーよりも押し出し感は少なく、ノアらしいシンプルな印象や先進性、フロントマスクのインパクトのバランスが上手く取れたデザインとなっている。また、エアロモデルの存在も幅広い需要に応えられる印象を受け、万人受けするのはヴォクシーよりノアという雰囲気になった。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.8.18
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 運転のしやすさ、しっかりとして軽やかな走り、室内空間の快適性、シートアレンジとラゲッジの使い勝手の良さ。これらミニバンに必要な要素はすべて、アップデートされてそろっています。ハイブリッドの方がさらに静粛性などの上質感がアップし、低燃費になりますが、コストパフォーマンスではこのガソリンモデルもなかなか。先進の運転支援システムなどは、必要に応じて足していくこともできるので、ライフスタイルや予算に応じて選びやすいミニバンだと思います。
- 満足している点
- 安心・便利・快適なコネクテッドサービスを身近なものにしたこと。ベースグレードの「X」以外は、ディスプレイオーディオが標準装備となり、話しかけるだけでナビの設定などができるエージェントをはじめ、専用アプリを使ったリモート操作やヘルプネットなど、多くのコネクテッド機能が登録日から5年目まで無料です。またオプションで料金をプラスすれば、デジタルキーやオペレーターサービス、車内Wi-Fiといった、これまでは高級車にしかなかったサービスも利用可能。しかも、購入後にこうした機能がどんどん古くなっていくのではなく、ソフトウェアアップデートにより常に最新機能を使い続けることができるようになったのも、ユーザーにとってはなによりありがたいと思います。
- 不満な点
- 40km/h程度までのハンズオフ走行が可能となったアドバンストドライブは、高速道路のノロノロ渋滞で頼もしい機能ですが、東京湾アクアラインなどの大渋滞で試してみたところ、なぜか作動しないことが多かったのが気になりました。スマホを使って駐車ができる機能も、電波状況の具合で作動できないこともあったので、今後改善して欲しい点です。
- デザイン
- デーンと張り出したフロントマスクが堂々としていながら、ホテルのエントランスに乗り付けてもサマになりそうなエレガントさもあるデザイン。シンプルな造形で、こねくり回したような複雑さや、オラオラ感もないところが好感が持てます。リヤにまわると、両端に跳ね上がるようなテールライトのデザインが新鮮。ホイールだけがややありふれたデザインなのが気になりますが、変える楽しみが残っているとも取れます。
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- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2021.10.29
- 年式
- 2014年1月〜モデル
- 総評
- フルモデルチェンジが近いということと、設計が古いゆえにアダプティブクルーズコントロールが装着できないという点が気になるミニバンではあります。しかしその分だけ「大幅値引き」がもしもあったとしたら、買ってみる価値はある「普通に活躍できるファミリーカー」です。(2021年10月時点)
- 満足している点
- 長年にわたって磨き込まれた「使い勝手の良さ」がこのミニバンの魅力であり、ヴォクシーほどイケイケな雰囲気ではない全体のデザインテイストも、ファミリーカーには向いているポイントでしょう。
- 不満な点
- おそらく近い将来にはフルモデルチェンジが行われるという点は、考え方次第ではあるのですが、やはりどうしても気になってしまうポイントではあります。(2021年10月時点)
- デザイン
- シンプルな箱型のフォルムに、ワイドなフロントグリルとシャープな造形のヘッドランプを組み合わせています。姉妹車であるヴォクシーほどギラギラしていない顔つきを「ちょうどいい」と感じる人も多いでしょう。
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