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トヨタ ノア ハイブリッド 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
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-
12.8 〜 559.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.28
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 容積型ミニバンは、常用する乗車人数と走行するシーンによってパワートレーンを選択する方法がもっとも賢い選択のように思える。2.0Lガソリンの総合得点も高いが、やはり4人 ラゲッジルーム活用が前提となるならばハイブリッドモデルが走行性能だけでなく、燃費数値の上でも有利になる。高負荷時に車内へと透過するエンジン音にしても、ハイブリッドモデルが全体的に抑えられている。
- 満足している点
- ハイブリッドモデルの利点は燃費数値への大きな貢献で、ここがガソリンモデルとの相違点のひとつ。ただ、価格差380,000(Xグレード)を燃費数値の差(最大でハイブリッド23.4km/L対ガソリン15.1km/L)だけで判断するのも手だが、筆者としては全域で力強く、そして滑らかになる走行性能で比較することをおすすめしたい。とくに多人数乗車で高速道路移動が多くなるユーザーにはハイブリッドモデルの走行性能がきっと役立つ。
- 不満な点
- ハイブリッドシステムそのものに不満はない。燃費数値はカタログ値だけでなく実際の値も非常に良好で、そして走行条件を問わず安定しているからだ。あえて気になる点をあげるとすれば、3列目シートでの乗り味だ。跳ね上げ性能を第1に考えたことから、座面と背もたれ部分のクッションが薄くで1時間以上の乗車ではお尻が痛くなることも。座り直せば良いのだが、足元スペースがしっかり確保されているだけに惜しい。
- デザイン
- ガソリンモデルとハイブリッドモデルにおいて内外装でのデザインに大きな違いは設けられていない。全体のシルエットで「ノア」と認識してもらえるため、これはユーザーからすればありがたい部分だ。ハイブリッドエンブレムが識別点らしい識別点だが、基本的にはタイヤサイズはハイブリッドモデルとなってもガソリンモデルと同じ。エアロ専用の16インチアルミホールがS-ZとS-Gに装着されるが、骨格はおとなしい容積型ミニバンそのものだ。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2022.11.25
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 先代からの進化があらゆる面で見ることができる。プラットフォームの一新によってドライビングポジションがよくなり、スッキリワイドな視界がもたらす運転のしやすさもいい。操縦安定性と乗り心地のレベルアップも図られており、EV走行の領域も増えている。先代では物足りなかった先進安全装備の充実ぶりも目覚ましく、より安心・安全なモデルとなっている点にも注目したい。
- 満足している点
- ハイブリッドはEV走行の領域が拡大し、快適性の向上とともに実用域での燃費が向上していること。取りまわしのしやすさも相変わらずで基本ボディが3ナンバー化されていても、エアロ系の全幅は従来型の1735㎜から1730㎜に狭くなっている。使い勝手もよくなり、3列目シートの「ワンタッチホールドシート」格納&展開がさらにしやすくなったのもいい。オプション装備となるが、乗降の際にスライドドアの開閉に連動して展開&格納する助手席側の「ユニバーサルステップ」も子供や高齢者に重宝する。
- 不満な点
- あらゆる面でよく出来ているハイブリッドミニバンだが、最大の懸念材料は価格にある。新旧の最上級グレード同士で比べると装備内容に違いがあるものの、40も高価になった。同時期にフルモデルチェンジしたステップワゴンのe:HEVよりも割高な印象もある。また、サードシートのクッションが薄く、造りも平板。座り心地でセカンドシートと少なからぬ違いがある。
- デザイン
- 先代は5ナンバーボディをベースとしたモデルだったが、4代目は全車が1730㎜の全幅となり、3ナンバー車となった。エアロ系は開口部の大きなフロントグリルにメッキを配した太いバーが備わる。ヘッドライトやボンネットはノア/ヴォクシーそれぞれ専用デザインとなる。また、リヤコンビランプもヴォクシーとは差別化されてワイド感が強調されている。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2022.11.22
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 開発陣の気合を感じるフルモデルチェンジですね。ハイブリッドはトヨタ初出しの最新システムだし、オプションながら高速道路渋滞時の手放し運転機能や車外からスマホ操作で駐車できる機能などトヨタのこの価格帯のモデルでは初めての装備だっててんこ盛り。気が付けば「実用ミニバン」から「トヨタを代表する超ハイテクマシン」になってしまった感じです。正直言うと、フルモデルチェンジ時に新型の概要を知った時に「ここまでやるか!」と驚きました。
- 満足している点
- ポイントはふたつあって、トヨタの中でも普及価格帯のモデルとしては最先端をいく安全装備にはじまり、快適装備を多く投入していること。特にハンズオフ(高速道路の渋滞でハンドルを持たずに手放し運転ができる)など先進安全装備は、現時点ではライバル中トップを独走しています。もうひとつは、「第5世代」と呼ばれるトヨタの最新ハイブリッドシステムをまさかの新型「プリウス」に先駆けて搭載するなど走行メカニズムにも力が入っていること。もちろん、2列目のロングスライドなど実用性や快適性も“さすが”です。
- 不満な点
- 「値段が高い」と感じる気持ちはわからなくはありません。ただ、充実した安全装備や快適装備、そしてハイブリッドシステムまで考えると適正ではないかと思います。むしろ、中身を考えると安いのでは……。フルモデルチェンジで全車3ナンバー化されたことは、日常生活範囲に狭い駐車場がある人にとっては残念ポイントかもですね。個人的にはこのくらいの車幅なら全く気になりませんが。
- デザイン
- ハイブリッドモデルだからといって外観において標準車と大きく異なる部分はありません。個人的に新型で注目したいポイントはリヤフェンダー。新型は全車3ナンバーしたことでリヤフェンダーが張り出し、サイド面が立体的になったことは歓迎したいですね。外観は標準タイプとカスタム系(頭に「S」と付くグレード)がありますが、カスタム系の大きく口を開けたようなデザインはなんとも大胆。好みが分かれるところでしょうが、選択肢が多いのはいいことです。
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- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 2
価格がネックだが燃費とリセールバリューならばハイブリッドに軍配
2022.8.19
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 先代モデルはハイブリットシステムの導入がこのクラスとしては新鮮だった。パワーユニットに関してはそこからあまり大きく進化していないが、それ以外は大幅に良くなっている。パワーユニットもまだまだ見劣りしない。運転支援システムを中心として装備面はもちろん、走る、曲がる、止まるの全てが良くなり、ミニバンとは思えない走行性能と乗り心地を実現している。価格が少し高いのは確かにウィークポイントと言えるが、今このミドルクラスミニバンを購入するならば、ぜひとも実車を見てほしい1台だ。
- 満足している点
- 走行性能と乗り心地、そして燃費性能…このクラスのミニバンとしてはあらゆる性能がトップレベルに達していると思うその総合性能の高さが魅力だ。走行性能と乗り心地といったミニバンでは妥協しがちなポイントでも、ミニバンとは思えない素晴らしさがある。そして視界の広さもかなり魅力的なポイントだ。運転席からの眺めはかなり開放感があり、驚かされる。視界も良好なため、ボディサイズが大きくなった不安感は全くない。ミニバンを検討している人はぜひ実車を見て、触れて、そして乗ってほしい。その出来には驚かされると思う。
- 不満な点
- これはガソリンモデルと同じだが、やはり価格が気になるところだ。ミドルクラスのミニバンで400が見えてくるという価格設定は懸念材料と感じてしまうユーザーもいるはずだ。ライバルと比べてもやや高いし、なにより先代からの上がり幅が気になる。しかし、その価格を出す意味があるほどの性能は有している仕上がりだ。価格が気になるとガソリンの方が魅力的だが、リセールバリューの良さを考えるとハイブリッドの方が良い。パワートレインとしてはどちらも悩ましい選択だ。
- デザイン
- 基本的にハイブリッドとガソリンのデザインに違いはない。先代はシンプル過ぎたためか、兄弟車種であるヴォクシーの方が人気が高い印象があった。対して現行型はエッジを効かせたフロントマスクとなり、先代ヴォクシーと比べても先進性や外観の質感で優れた印象となった。しかし、現行ヴォクシーよりも押し出し感は少なく、ノアらしいシンプルな印象や先進性、フロントマスクのインパクトのバランスが上手く取れたデザインとなっている。また、エアロモデルの存在も幅広い需要に応えられる印象を受け、万人受けするのはヴォクシーよりノアという雰囲気になった。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2022.8.18
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- トヨタが「これからのミニバンのあるべき姿」を真剣に考えて、これまでにないびっくりのアイディアで難題をクリアしてきたのがノア ハイブリッドだと思います。90年代から使い続けていたプラットフォームを捨て、運転ポジションやシャシーの適正化など、目に見えない部分の進化もすごいところ。その上で、超ロングスライド&シートヒーター&オットマンが備わる2列目シートで、後席の快適性をグンとアップ。3台で付けられるサイドステップなど、高齢化社会を見据えた装備も豊富です。
- 満足している点
- 視界の良さ。運転席に座ると、まず上から下までとてもよく周囲が見える、広々とした視界にびっくり。Aピラーが先代の104mmから86mmまで細くなっているだけでなく、クォーターガラスもギリギリ下方までえぐって視界を確保しており、信号待ちで並んだコンパクトカーのホイールまでしっかり目視できたほど。これなら、小学校低学年くらいの子供もボディの死角に入ることなく、安全確認がしやすいと感じました。
- 不満な点
- カラーヘッドアップディスプレイとパッケージオプションとなっているデジタルインナーミラーは、スイッチで鏡面ミラーに切り替え可能。着座位置が先代より20mm下がり、かつ少し後方へずれていることもあり、ミラーとの距離感がちょうどよくなった印象ですが、やはりデジタルミラーは好き嫌いが分かれます。ヘッドアップディスプレイの文字は、大きくて視認性がいいことを実感しました。
- デザイン
- オラオラ系にならないギリギリのところで、しっかり上品さと存在感を表現しているデザインだと感じます。ヘッドライトなどで先進的な印象もプラスされて、新しい時代の「ミニバンの王道」の風格たっぷり。大きめのホイールサイズを合わせると、さらにプレミアム感が高まると思います。
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